軟骨とは?

軟骨とは?

私たちの身体の中でコンドロイチンが存在する組織の一つ、軟骨。 軟骨は関節でクッションの役割をしている大切な組織です。

関節軟骨とは

関節とは骨と骨のつなぎ目のこと。向かい合う骨の表面には軟骨が存在し、歩いたり走ったり、立ったり座ったりした際に関節にかかる衝撃を吸収するクッションの役割をしています。 もし軟骨がなかったら、関節の曲げ伸ばしのたびに骨同士がぶつかって削れてしまいますね。

関節軟骨とは

関節軟骨の構成

軟骨は、65~80%を占める水分に軟骨細胞、コンドロイチンなどのプロテオグリカンで構成されています。骨という文字は入っていますがカルシウムは含まれておらず、また血管などもありません。人では、関節の軟骨だけではなく、椎間板、耳、鼻、気管なども軟骨でできています。弾力性があり、脊椎動物によく存在しています。 ひざなどの体重の負荷がかかりやすい関節の軟骨は加齢ともにすり減ってしまうことが多く、クッション機能が低下することから関節に痛みなどが生じることが確認されております。

関節軟骨の構成