女王蜂と働き蜂の形態学的違い

女王蜂と働き蜂の形態学的違い

ローヤルゼリーだけを摂取する女王蜂は働き蜂と機能・形態に違いを生じます。これは、「ローヤルゼリーとハチミツの違い」に記載したからだの大きさ、寿命、産卵の有無以外にも以下の形態学的違いがあります。

女王蜂の特徴として

・大顎(おおあご)…小さく退化しています。

・後ろ足…花粉を集めて付着させ持ち帰るための花粉ブラシやレイキ(ブラシ状の刷毛)が退化しています。

さらに成長速度も女王蜂の方が早いです。卵から成虫になるのに働き蜂は21日間かかりますが、女王蜂は16日間であることが知られています。